「たすき帖」ことはじめ

「たすき帖」を手にしたものの、書き始めるきっかけが作れなかったり、 どんなことを書いていいのかわからない…という方や、
まだ「たすき帖」は手元にないけれど、どんな内容なのか知りたい、育児日記とはどう違うのか疑問に思われている方に、
「たすき帖」を書く意味、ポイント等をお伝えします。
た す き 帖 で、で き る こ と、し た い こ と。
・子どもとのせっかくの思い出、 忘れちゃったらもったいない!
今の新鮮な気持ちも記憶も、時間とともに薄れるもの。
でも、記録することで、大事に残していける。それはかけがえのない宝物となります。
・子どもの強みに気づく!
その時、子どもが夢中になっていること、好きなことは、将来、その子の強みにつながることが多いです。
子どもの「好き」に注目すること。それは、子どもの夢を応援することにつながります。
・1冊にまとめる。
自分の手帳、育児日記、園や学校での成長記録、ネットでの書き込み。。。
いろいろ散在している記録を1冊にまとめることで、簡単に振り返ることができます。
・心の整理。
子育てはいろいろと思い悩むことがたくさん。心の中が散らかってると、たいせつなことを見失っちゃう。。
書くことによって心の中を整理します。
・想いをカタチにしておくことは、 心の保険のようなもの。
子どもを想う気持ち。日々、伝えていくことはもちろんですが、いつ何が起こるかわからない。
書き残すことで、もしものことがあっても、子どもが必要なときに、受け取ることができます。
・言葉には力がある。
上手く言葉にできなくてもいいんです。
「大切に思ってる」「ありがとう」「大好きだよ」子どもを想う素直な気持ちが、子どもの生きる力になります。
前 半 の ポ イ ン ト
たすき帖の前半は主にページの左スペースに子どもの成長の記録(事実)を、
右スペースにその時の自分の想い(感情)を書けるようになっています。
成長の記録を残しておくことで、子どもが一つ一つの人生の課題をどのように乗り越えていったかを振り返ることができます。
言葉だけでなく写真に残したり、文章ではなく付箋でめもしたり、
とにかく、0(ゼロ)ではなく、何かしらの方法で、今をカタチに残すこと。
考えすぎずに、簡単なことからやってみてください。
[前半記録ページ 一部]
[記入事例/記録ページ]
後 半 の ポ イ ン ト
たすき帖の後半は、子どもに伝えておきたいことを残すためのページです。
とくに、「20歳になったあなたへ」や「ラストメッセージ」のページは、
書けるときに書いておかないと、いつ、何がおこるかわからない。
このページに直接書いてしまってもいいし、お気に入りの便せんなどに書いて、はさんでおくのもいいと思います。
自分自身が大事にしたいことが整理でき、その大事なことを意識することで、
子どもに対してもっと優しくなれたり、温かい言葉をかけることができるようになれるかもしれません。
[後半ページ 一部]
[記入事例/我が家の夢リスト]
[記入事例/知っておいてほしいこと]
[記入事例/我が家で大切にしてること]
[記入事例/ラストメッセージ]
付 録「 も し も の 時 の た め に 」
付録「もしもの時のために」には、自分自身が最期を迎えた時、
残される子どもの為に伝えておきたい意思や知らせておくべき事柄など、各項目に記しておきます。
以上、ざっくりとご説明させていただきましたが、
マムズウェイではワークショップとして「たすき帖ことはじめ」 を開催しています。
子育ての悩み、大切にしたいこと、これからの未来、いろいろお話しできたら嬉しいです。
その場のあたたかさをみなさんが家庭にお持ち帰り下さって、
その日のそれぞれのご家庭が笑顔であふれていると嬉しいです。
どこにでもお話をしに伺いたいと思いますので、まずは、お気軽にご相談下さい。
講座を担当するのは、「たすき帖講座ファシリテーター」です。
「たすき帖講座ファシリテーター」については、コチラ をご覧下さい。
たすき帖が、みなさまやお子さまの心をあたためる キッカケになりますように。